|
(11月18日の勉強会ノート) ・法華経は迹門と本門の二つに分かれている。 迹門は序品第一から安楽行品第十四まで 本門は従地湧出品第十五から勧発品第二十八まで ・三周説法(迹門に入る) 法説周(ほっせつ)---上根(じょうこん) 譬説周(ひせつ)-----中根(ちゅうこん) 因縁周(いんねん)---下根(げこん)----------化城喩品 ・因縁 過去から現在に至るまでの関わり合い 方便品の十如是 相・性・体・力・作・因・縁・果・報・みな等しい 因・縁・果・報----因縁・因果・果報 縁が大きな影響を及ぼす----善因は善果、悪因は悪果----縁起(えんぎ) ・化城喩品はなにを説くか 五百由旬という、とてつもなく遠い先にある宝の城に導くたとえ。 歩き疲れ嫌気がさした人々に、これからもう少しの三百由旬に素晴らしいところがあると言って勇気ずけ、そのところに満足しかけていた人々に本当の宝の城に導く指導者を説いている。 指導者は釈尊であり、導かれていた者はシャリホツなどの仏弟子であったと説く。 更に、過去世に大通王の時代に釈尊は十六番目の王子として生まれ、王が法華経を説くのを真似て同じく人々に法華経説いたことを。明かされた。 その時の人々とはここにいて釈尊の仏弟子になっている者、全てであると説く。 ・種熟脱の三益(さんやく) 下種益(げしゅやく) 熟益(じゅくやく) 脱益(だっちゃく) 大通仏の時代は三千塵点去劫という大昔のこと。 その時に仏弟子は釈尊と縁を結んだ。 以来、このインドにいたる長いあいだ、釈尊は教え導かれてきたと説きます。 その最初を下種、以来を熟、今を脱と言う。 日蓮聖人の教学で、大事な下種というテーマに結びつく。 (来年も勉強会にご出席をお願いします。質問もして下さい) |
|