|
H18.1.18 勉強会 五百弟子受記品 8、 授学無学人記品 9 この二つの品にて、声聞が未来に仏になる認許を与えられました。 フルナ・キョウジンニョと千二百の阿羅漢。ウルビンラカショウと五百の阿羅漢は、普明如来という同一名の仏になりました。 また、アナン・ラゴラと二千の声聞も仏になることが説かれています。 受記品に「衣裏繋珠」(えりけいじゅ)の喩え。 化城品7で、大通仏との過去からの因縁を聞き、さらに受記(仏)を得た仏弟子は、その関係を喩えをもって述べました。 昔、貧乏な者がおり、親しい友人と酒を飲み交わした。貧人は泥酔して眠ってしまうが、友人は仕事のため出かけなければならない。そこで貧人のために衣服の裏に宝珠を縫い付けてあげます。貧人はその後も苦悩の長い生活を送りますが、この友人に再会して衣服の裏にある宝に気がつき、やっと豊かな生活を得たようですと述べた喩えです。 貧人とは二乗。友人は釈尊。宝珠は法華経。 衣の裏に縫い付けたのは、過去の因縁(結縁)。 友人に再会したのは、インドに生まれた釈尊にお会いできたこと。(今番出世) 迹門 序 分 序品 正宗分 方便品・譬喩品・信解品・薬草喩品・授記品・化城品・受記品 人記品 迹門の正宗分において声聞が仏の認許(授記)を受けました。 その声聞に対して三通りの教えをされました。 それを三周説法といいます。(法説・因縁説・譬喩説) この法華経において始めて成仏が説かれました。 法華経 無量の義(教え)から、一つの法へ。(妙法蓮華経) 三乗から一乗へ。(妙法蓮華経) 次回は流通分に入ります。合掌 |
|