4.俳句

ゆうやみの 月によりそう 星一つ

野辺の道 すすき呼んでる 満月を

たなばたに 夢でたずねた 天の川

海原に 子供スイカと たわむれる

雨降りて 心身清む 青葉かな

盆だいこ 近く遠くと 風に乗る

              昭和47年 病床にて
昭和46年から48年ころ、心臓の療養のため毎年1ヶ月ほど、神宮近くの石塚病院に入院しており、その時に作られた俳句です。そのご、北海道新聞に掲載された俳句もあります。梅人(うめと)と言う名前でのりました。ちなみに梅人というのは尼さんの得度の僧名で、東日教上人に授与されたものです。