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苦はくるしみ。 楽はたのしみ。 何が苦しみで、何が楽しみなのか。 それを決めるのは自分です。 他人から見れば、どうということではないが、本人からすれば苦しみということもある。 よくある喩え話に、重く大きな荷物を背負って坂道を登っていると、隣に小さな軽そうな荷物を背負っている人がいた。辛いので取り替えて背負ったところ、自分の荷物より重たかったという話し。 裕福に育つと物の有難さがわからないという。 楽しい事ばかりを経験していると、少しのことでも苦痛に感じてしまう。 人間誰しも同じですね。 生。いきる。 老。としをとる。 病。病気になる。 死。死が近くなる。 これが、生老病死の四苦です。 人間は皆、同じく四苦をもちます。 それを、いかに迎えのりこえるか。 その知恵は自身のしっかりとした考えと信仰だと思います。 常。この世のなかに「常」ばかりと言うことはない、無常である。 楽。この世の中に「楽」 ということばかりはない。 変化する社会。人間。そして自分。 苦を苦と受け止め、楽は楽として増長しない判断をする。 苦楽があるのは当然のことです。 私達の心がけで苦を楽としましょう。 |
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