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雪国に住むと春が待ちどうしい。 冬の生活が苦しいからであろう。 だから、なおさら春の喜びを感じる。 子供のころは楽しかった冬。 スキーやソリ遊び。 家の前がもうスキー場だった。 子供が多い時代だったから雪合戦をよくした。 雪土俵をつくって相撲もした。 投げられても痛くない快感があった。 それが大人になると春を待つようになった。 子供が大きくなると春を待つようになった。 今、ふきのとうの芽がでた。 雪がとけた。 だけれど喜びはない。 それは喜べれない社会だからだ。 いつになっても人間の欲ばかりの社会だ。 お彼岸に先祖を想い。 なたたちが生きた時代よりも楽しい物がいっぱい増えました。 食べ物もなんでもあります。 でもあなたたちのいた時代の心が失われました。 お花を供えお参りしたら。 あなたたちの心がもどります。 この世のなかに春がきますようにと願いました。 |
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