|
お盆に、 「墓参りのために消費する時間と金と手間暇は損だ」 という意見があった。 墓参りがムダなのか、先祖を供養することがムダなのか。 親の墓にいくのもムダなのか。子供の墓参りにいくのもムダなのか。 ペットも死んだら忘れるのか。
いちばん肝心なことがわかっていない。 それは、死者の霊が存在しているということ。 無くなった者、いない者を供養することはムダと思うからだ。 だから、思い出だけを大事にすれば良いと、 自分流になっとくして、偉ぶっているように見える。 幽霊もれっきとした死者の霊である。 恨みや、悔いが残る死者がいる。 どうしても納得できないと、さまようから幽霊という。 こういう霊を慰め、恨みの心から解放させるのは、 お経の力と、生者からの供養しかない。 墓参りの風習をムダと思うより、 親の墓参りをムダと思う家族になったことが、 霊をさ迷わせるのではないか。 あなたは、子供に見捨てられても、仕方ないと思う、 そういう子育てをしましたか。 南無妙法蓮華経 |
|