173..檀信徒の皆様へ  令和2年9月8日            高橋俊隆

いつもは涼しくなるお寺ですが、今年は暑くて動くとすぐ汗になります。

 コロナの不安が続いています。接客を仕事とされている方は、何かとごくろうされていることと思います。私も子供がいますので、仕事中やバスなどの交通機関を使用しますので、毎日、感染しませんようにと祈っています。

 先日、友人から聞いた話では、アジア人が欧州などの人とくらべて、コロナの感染や重傷者が少ないのは、過去にコロナと似たウィルスに感染したことがある、ということを言っていました。そうなのかも知れません。私個人としては仏教の信仰により、病を軽く受けているのではないか、と思っています。

 手洗いなどの基本的なことをしていれば、心配ないともいいます。皆が相手のことを考えて、智慧を出し合うことが大切です。助け合うことが、どれほど大切であるかがわかります。医療関係の方々のごくろう、老人介護などの施設で働いている方々の、日常生活のごくろうをお聞きしますと、ほんとうに有り難いですね。私たちは感謝の気持ちを伝えることが大事だと思います。

 九月の秋彼岸、そして、お会式も山内のみにて行うこととなりました。お寺にお参りに来られることは自由ですので、お寺にお参りに来て頂きたいと思っています。八月のお盆のとき、お祖師さまが寂しそうなお顔をされていました。檀家の皆様に来て頂きたいと切に思いました。

 毎日、朝夕、檀家の皆様の健康をお祈りしています。皆様も信仰を絶やさずにご精進下さい。また、家族の皆さまも一心に信仰をされ、その信仰を子供やお孫さんに伝えることが最も大事なことです。南無妙法蓮華経